2003年2月に公布されたRoHS指令(特定有害物質使用制限指令)により、EU圏内では様々な電気・電子機器(EEE)の製造工程における特定有害物質の使用が制限されています。電気・電子機器の使用、および廃棄物の収集・中間処理・最終処分を行うにあたり、有害物質(鉛・水銀・カドミウムなど)が環境や人体に影響を与えないことを目的として制定されました。

自然環境や人体の保全を第一とした取り組みに努める当社Bonomi Industriesでは、当社製品がこの重要なRoHS指令に完全に適合することを宣言し、規制を確実に遵守するよう努めております。これにより、真鍮バルブに含まれる鉛は最大2%に抑えられ、付属書(6c)で定められる鉛の適用除外用途に沿った製品をお届けします。 

度々改正されるこの指令では、EU市場で製品の販売や供給を行うEEE製造販売業者に対して、今のところ10種類の物質の使用が制限されています。具体的には、鉛・カドミウム・水銀・6価クロム・ポリ臭化ビフェニル(PBB)・ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)・フタル酸ビス(DEHP)・フタル酸ブチルベンジル(BBP)・フタル酸ジブチル(DBP)・フタル酸ジイソブチル(DIBP)Rohsが対象となります。

適用除外として指定されない限り、すべての製品はこの規制に沿って製造されなければなりません。もちろん当社も、ボールバルブや電動アクチュエータの製造において、この指令を遵守しなければなりません。特に当社のバルブは、電動アクチュエータのような他の機器に設置されるか、もしくは電気設備内に単独で導入されることが多いため、規制の対象となるEEE機器として取り扱う必要があります。

当社の適合宣言書「指令 2011/65/UE(RoHS III)コンプライアンス宣言」

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